近年加速的に普及する歯科用CAD/CAMシステムによるオールセラミック修復において、術後不快症状と破折に苦慮するユーザーが少なくない。従来の金属修復のための形成ガイドラインは、最新のオールセラミック修復に合致せず、結果修復物の適合性と強度を確保することはできない。
本講習会では、最新のCAD/CAM機器の光学的特性と加工機の制限を理解した形成法を理解し、脆性材料の強度を確保するための材料学の学術的根拠に沿った形成ガイドラインをマスターして頂く。このような理論に基づく形成法を習得することで、CAD/CAMシステムおよびオールセラミック材料の本来のポテンシャルを大きく引き出す、安全で確実な修復を実現できるものと強調したい。
特に実習においてはCAD/CAM修復に不可欠なインレー、オンレー、クラウンそしてベニアに至るまで形成を行っていただき、経験豊富な講師により講評・修正することで実践的なテクニックを習得することを目標としたい。
また、新規開発された Digital Dentistry Prep Set の使用方法について詳細な解説とデモを行う。
講義 | セラミック接着修復のための新しい窩洞形成ガイドライン [インレー・オンレー編、クラウン編、ベニア編] |
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実習 | インストラクターによる窩洞形成講評、修正 |
見学 | CAD/CAMのための窩洞形成デモンストレーション Digital Dentistry Prep Set テクニカルガイド |
時間/料金 | 6時間 ¥120,000(税別) |
※コース終了後にサーティフィケートを発行いたします。
SEMINAR
臨床テクニック基本3コースの実習は模型を事前に参加者に送付し、返送いただくことでチェックと修正作業をオンラインで行います。(CERECユーザー以外も対象です)
Blackの窩洞形成から脱却し、セラミック修復の適合性の向上と破折を回避するための最新形成テクニックを学ぶコース、デモおよび実習有り
6時間 ¥120,000(税別)
レジンセメントによる接着コンセプトを学び、セラミック修復の接着に関する全てをマスターするコース、デモおよび実習有り
6時間 ¥120,000(税別)
スイスチューリッヒ大学で実践される、割れない、不快症状を回避するためのセラミック修復物の口腔内における形態修正・研磨方法を学ぶコース、デモおよび実習有り
6時間 ¥120,000(税別)