治療方針・考え方 | KAZAMA DENTAL CLINIC | 高度な歯科治療技術を有した歯科医院

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治療方針・考え方

1 Day Treatment Concept(即日治療コンセプト)について

従来の虫歯治療では、その日のうちに全てを完了させることができないことが多くあります。それは、従来の詰め物、かぶせ物の多くが、技工所で長時間をかけて製作する工程が必要であり、虫歯の除去、型取り、石膏模型の製作、技工士による金属やセラミック、プラスチックの加工など、精密で時間のかかる作業が必要不可欠であるためです。

しかし、当院で行うセラミック治療は1 Day Treatmentをコンセプトにしております。1 Day Treatmentというのは虫歯の治療に関わる全ての工程を1日で終わらせることを意味します。

当院では最新のコンピューターを用いて、お口の中の型取りから詰め物の制作までを院内で極めて短時間に完了することができますので、1日ですべての治療を完了させることができます。

1 Day Treatmentのコンセプトでは、患者様は1回の通院で複数箇所の虫歯治療を完了することができます。そのため通院回数を削減することが可能で、これにより麻酔の回数を減らしたり、仮歯が不要であるなどの利点があります。

1Day Treatmentの利点

1 Day Treatmentのコンセプトでは、従来の型取りと技工所での作業が不要であるため、1歯だけでなく複数の歯の歯科治療を1回の通院で完了することが可能です。

そのため患者様は歯科医院に通院するために職場や学校を休んだり、休日を歯科治療のために犠牲にすることが少なくなるため、時間を無駄にしない利点があります。

また、神経の生きている歯の治療では、虫歯を除去する時に麻酔が必要な上、後日詰め物をセットする場合にも麻酔が必要なことが多くあります。しかし、1 Day Treatmentでは1回で治療が終わりますので、麻酔を何度も同じ場所にかける必要がありません。

1 Day Treatmentではコンピューターを用いた3Dスキャナーを用いてお口の中の型取りを行います。従来の粘土のような柔らかい型取り材料では、息苦しく、吐き気を伴うこともありましたが、3Dスキャナーを使用すると、短時間に撮影を行うだけで型取りが終わりますので、息苦しさも吐き気も無縁のとてもリラックスした型取りを行うことが可能となります。

仮歯を用いない利点

これまでの型取りを行って次回セットする歯科治療では、次回来院時までの期間に仮歯を入れる必要がありました。仮歯は次回来院時に外す必要があるため、あまり強固につけることができません。そのため仮歯期間中に外れて不快な思いをする方も多く、歯触りや噛み心地も悪く、欠けたり挟まったりすることも避けられません。

また、仮歯の下にプラークなど汚染物質が入り込んで、新たな虫歯や神経の炎症を起こす可能性もわかってきています。それに加えてプラークは最終的な詰め物、かぶせ物をセットする際の接着材料の性能を低下させてしまうこともあるため、術後経過に悪影響を与えることが否定できません。

当院の1 Day Treatmentでは仮歯を用いませんので、そのようなことが起こりません。セラミック治療は新しい虫歯の発生や神経の炎症なく長持ちすることが多くの研究論文で示唆されています。同様に仮歯期間中のプラークの汚染も無いため、最終的なセラミックの詰め物、かぶせ物を接着材料でしっかりと歯につなぎとめることが出来ます。すると、割れたり欠けたりしない強度も獲得することもできます。つまり、新しい虫歯の発生抑制して、お口の中で長く健康を保ちながら使用できる可能性が高くなります。

また、健康で虫歯の感染が無い部分の歯であっても、仮歯の期間中に残っている歯(の薄い部分)が欠けたり割れたりしないよう、ある程度多めに歯を削るべきであるという考え方もこれまではありました。

しかし、これも1 Day Treatmentによりその日のうちにセラミックを入れることができるのであれば、従来とは異なり積極的に健康な歯をたくさん残すことができるようになりました。

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