当院の治療システムの特徴 | KAZAMA DENTAL CLINIC | 高度な歯科治療技術を有した歯科医院

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Treatment System

当院の治療システムの特徴

コンピュータを用いた治療

当院では最新のコンピューターを用いた1日で完了するセラミック治療を行っております。

この治療法では従来必要とされた粘土のような材料によるお口の中の型取りが不要なので、息苦しさや吐き気に繋がる不快感がありません。代わりにAI技術を応用した3Dスキャナーを使ってお口の中の撮影を行います。

この3Dスキャナーで得られたデジタルデータをもとに、コンピューター制御の加工機械を用いてその場でセラミック材料から詰め物、かぶせ物を削りだします。小さな詰め物であれば3分から、大きなかぶせ物でも10分程度で完成しますので、当院に1回ご来院いただくと1時間程度で複数の虫歯治療を終わらせることもできます。

この最新の3Dスキャナーは、従来難しかったお口の中全体をスキャニングすることが簡単にできます。

当院に来院された患者様は、従来のレントゲンや歯周病の検査のデータなどに加えてお口の中の3Dデータをスキャニングし、診査、診断に活用しています。

この3Dデータは歯や歯ぐきの状態、これまでの歯科治療による詰め物、かぶせ物の変化の状態をフルカラーの3Dモデルで確認することができますので、虫歯の発生状況、古い詰め物やかぶせ物の穴、へこみ、欠け、などの問題を正確に把握することができます。

また、当院に継続して通院することによってお口の中の変化の状況も経時的に確認をして情報を蓄積、比較検討することができますので、当院でお口の中を客観的に管理をしてかみ合わせのバランス評価、虫歯や歯周病の予防に活かしています。

セラミック治療の耐久性・生存率

多くのセラミック治療に対しての研究論文がございます。私が20年大学で研究と臨床を行ってまいりました「コンピューターを用いたセラミック治療」については、開発者の教授が行ってきたリサーチ、または開発されたスイスなどで行われた多くの研究報告がございますが、30年で9割残る治療だというふうに言われております。

一般的には長持ちする治療だという風に考えていただいて結構です。

セラミック治療の費用について

セラミック治療は確かに保険がきかなくて患者さんご自身の自己負担金額が結構高額になるのはもっともなところではあります。しかし、このセラミック治療が高額であっても選択すべき理由というのはいくつかあります。

保険で対応されるような金属やプラスチックの詰め物というのは一般的に5年から6年ぐらいの間に再治療を迫られる - つまり中で新しい虫歯が発生したりして取り除いて新たに治療しなければならないということが多くの研究報告で実証されてきています。

一方で同じように研究をされたセラミック修復の論文など確認すると20年から30年ほどで9割残る治療法だというふうに言われていて、短期間 - 5年や6年で頻回のやりかえが必要ないというところがこの治療のメリットという風に考えることができます。

では、5年や6年に一度詰め物のやりかえをするというのはどういうことでしょうか?金属の下もしくはプラスチックの下で虫歯になっているということは、古い詰め物を除去してさらに中で広がっている虫歯を取ります。そうすると一回のやりかえで詰め物の大きさ、それに加えて虫歯の部分の歯を削り取ることになります。

人の歯の大きさというのは1センチ程度ですので、再治療を5年に一度・6年に一度ということを繰り返していくと、人の寿命が100年の時代ですから、ご自身の歯が残らなくなる。やりかえのたびに歯を削って失われていくわけですから数回のやりかえで神経まで削り取る必要が出てきて、最終的には歯が残らなくなってくる、抜歯に至るということがわかってきております。ですので、やはり短期で虫歯を繰り返すような治療法というのは将来的に歯が残らないことにつながるということがわかってきています。

一方でセラミック治療を選択するということは再治療を迫られるスパンが20年から30年になってくるということは死ぬまで自分の歯を使って食事をしていくことができるということにつながってくるかと思います。

一見するとコストがかかって高いと思われるかもしれませんけども、セラミック治療は頻回のやりかえが必要ないので、人生という長いスパンで考えていけば非常に低コストで口腔内の健康維持することができるということにつながるのではないかな、というふうに考えております。

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